どくとる・めも

化学、数学、プログラミング、英語などに関する諸々

【今日の英単語】libertine

英語関連のエントリってなに書けばいいのかよくわからんな、と思っているのだが、試験的に英単語を毎日1つ取り上げてみようかと思う。

Merriam-Webster Word of the Day

取り上げる単語を自分で毎回決めるのは大変だから、ここはMerriam-Webster(以下M-W)さんに頼ろう。M-Wは”Word of the Day"というメルマガ的なものを取り扱っていて、毎日1つ英単語がメールされる仕組みになっている。

www.merriam-webster.com


ちなみにここ数日の英単語は、infinitestimal, farrier, abnegate...など、いずれも初見では意味を取りかねる単語ばかりだ(クソザコ語彙力)。少なくとも大学入試レベルよりはずっと高難度であり、個人的な感覚としては英検1級と同等以上の単語を扱っているので、初学者には不向きかもしれない。そもそもM-W自体が英英辞書だから、ある程度英文読解に慣れた人でないと厳しいだろう。

libertine

前置きが長くなった。M-W上でのlibertineの定義を確認する。


1. disparaging : a freethinker especially in religious matters

2. a person who is unrestrained by convention or morality; specifically : one leading a dissolute life

なるほど、要するに型にはまらない柔軟な思考を持つ人のことかと思ってWeblioで検索してみると、放蕩者、道楽者という訳が当てられていた。定義1でdisparagingとあるのはそういうことか。

disparageは軽蔑する、見くびる、過小評価するという意味。例文を載せておこう。

和: その男優の慈善活動は、人気を得るための試みであるとして、最近報道で軽蔑されている。
英: The actor's work for charity has recently been disparaged in the press as an attempt to get publicity.

(出典: Cambridge Dictionary https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/disparage)


今日の主題である、libertineの例文も載せておこう。

和: 驚くべきことに、Greyはその肖像画を快く思っておらず嫌っていた。放蕩者で冷血な亭主として噂されるPittと一緒にさせられることについてどのように感じていたのか、疑問に思う者もいる。

英: Surprisingly, Grey hated the portrait, which she felt was unflattering. One wonders how she would have felt about being paired with Pitt, who had a reputation for being a libertine and a cruel husband.

(出典: M-W)

unflatteringというのは、flatterが世辞をいう、ごまをするということだから、「お世辞なしの」つまり本人にとって面白くない、快くない、ということだ。

まとめ

libertine: 放蕩者、道楽者、自由思考者
disparage: 軽蔑する、見くびる、過小評価する
unflattering: お世辞なしの、面白くない、悪印象の

字面からも意味からもわかるように、"liberty"と語源を同じくする英単語だ。それでは今日はここでお開き。