【PC周辺機器】エルゴノミクスマウスを買ってみた【日記】
まえがき
タイトルの通りなのだが、最近ラボのボスや友人が導入したこともあって、エルゴノミクスマウスが気になっていた。
というのも、わたしはものぐさな性分のせいでデスク上がかなり散らかっていることが多く、マウスの稼働スペースにすらしばしば難儀するからだ。それを解決するためのツールとしてエルゴノミクスマウスに期待しようというわけである。本体サイズは従来型のマウスよりも大型になるものの、トラックボールを自分の指で操作してカーソルを動かすことができるので、本体をどんと置くスペースさえ確保できればそれでOK。結果的に占有スペースを節約できる。本体を動かす操作がなくなるので、右腕の疲れもなくなる。多分。
本日外出した際に衝動買いしてしまったのと、周辺機器のレビュー的なエントリを1回書いてみたかったのとが手伝って、使用感などを簡単にメモすることにした。
商品概観
今回購入したのはサンワサプライのMA-BTTB130BK。パッケージングはこんな感じ(写真撮るの下手くそですみません)。
エルゴノミクスマウスにも色々な種類があるわけだが、購入にあたっては、
1. トラックボールを親指で操作するタイプであること
2. BluetoothでPCと接続可能なこと
を重視した。1. については、トラックボールを人差し指(または中指)で操作するタイプもあるのだが、これはトラックボールのせいで左クリックボタンないし右クリックボタンが圧迫されて押しづらくなっているような印象を受けたので避けた。
2. については有線デバイスでデスクをごちゃごちゃさせたくないのと、USBポートを食い潰したくないのが理由だ。尤も、ワイヤレス化を選んだ代償として、マウスは電池駆動になってしまう。キーボードであればUSBケーブルで充電したのちにワイヤレスで利用可能というものもあるが、マウスではそうした機能を実装したものは少ないみたい。
開封するとこんな感じ。
Ergonomics(人間工学)というだけあって、よくできたデザインだなあと感心する。実際に右手を覆いかぶせてみると、吸い付くようにフィットする。平均的な日本の成人男性なら問題なく使用可能だろう。女性には少し大きめのサイズかもしれない。
Bluetoothマークが刻印されているすぐ上にボタンがついているが、これでカーソルスピードを切り替えることができる。私は最低値の600で使っている。あまりビュンビュン動かれるとカーソルを目で追えなくなってしまうので。
背面はこんな感じ。
特に変わったことはない。左下のカバーを開けると電池を入れるスロットがあるので、そこに単四を2本入れる。
また、上部にボタンが付いている。初回使用時にはこのボタンを押して、PCとペアリングする。特に説明書など読まずとも直感的に使い始めることができたのもGood。
使用感
握ってみた感触については上述の通り、満足だ。
通信面についても、今のところ特に問題は感じない。別で使っているワイヤレスキーボードのBluetooothと干渉することを少しだけ心配したが、杞憂に終わった。
蛇足だが、ワイヤレスキーボードを使っているのは、MacBookのバタフライキーボードで入力するのはあまり好きではないからだ。デプスがあまりにも浅くて打鍵感が乏しい。ネット上でも、キーの隙間からほこりが入って反応しなくなったなど、いろいろ悪評も聞くので、カバーだけ被せて全然使ってない。とはいえ、デザイン的にはきわめてスタイリッシュなので、その点は気に入っている。
閑話休題。肝心のカーソルの操作性だが、これについては私自身が不慣れな点もあって、若干もどかしいと感じることがある。トラックボールを回転させる際、トルクはほとんどかからないので、カーソルがするすると動く。するとクリックしたい部分が小さい場合には、そこを通り過ぎてしまって意図せぬ操作をしてしまいそうになる。自転車のギアが軽すぎるとペダルが空転するような感じだ。
もっとトラックボールの操作にトルクがかかるような設計であればなおよしだったろうが、先に述べたカーソルスピードを調整することで、ほとんど問題なく使えている。しばらくしたら体が覚えてくるだろう。ドラッグアンドドロップなどの操作も不自由していない。